2021年02月15日

映画館シネマポイントの思い出/イトーヨーカドー5階

子供の頃から親しんだイトーヨーカドー長野店が6月7日で閉店になり寂しいです。数々の思い出をありがとうございました。

5階に映画館のシネマポイントがありました。以前シネマポイント6月7日で閉店という記事で施設の様子をブログアップしましたが今回は緊急事態宣言が解除された後の閉店セールの期間中に上映された作品を記録に残しておきたいと思いブログアップしました。

山中静夫氏の尊厳死という映画は佐久でロケされ医療機関で働く人の大変さを表現した見応えのある映画でした。母親に教えたら観に行きました。

僕は若い頃は映画は特に好きではなくわざわざ映画館まで行かずにレンタルビデオで充分だと思っていました。

2002年に日韓ワールドカップが開催されました。僕は以前はサッカーは玉蹴りと思いドーハの悲劇も興味がありませんでしたがサッカーの面白さを感じ今まで興味が無かったものに興味を持とうと思い映画館に行きました。

現在では長野市でグランドシネマズの一人勝ちですが2002年頃はグラシネはなくロキシー、千石、シネマポイント、東宝グランド、東宝中劇、長野東映の6カ所映画館がありました。

現在はロキシーで1100円で観れますが当時のロキシーにはそうしたサービスはなく千石と系列のシネマポイントが友の会に入ると1000円で観れ千石やシネマポイントに良く行きました。

借金を抱えた時期があり返済が終わったら映画を観まくりたいと思いながら返していました。

長野ロキシーは日本最古級の映画館でシネコン以外は街中の映画館は全国的にほとんど残っていないと知り長野ロキシーを応援したいと思うようになりその後は長野ロキシー一筋でした。

イトーヨーカドー長野店閉店に際し想い出づくりに何年ぶりかでシネマポイントに行くとミニシアターの心地良さや山中静夫氏の尊厳死のように宣伝はしていませんが内容の濃い映画を観てシネマポイントも全国的に少なくなった街中の映画館だったと知りもっと行けば良かったと後悔しました。

僕が映画に興味を持つようになった2002年に6カ所あった長野市内の映画館も18年後にはロキシーと千石の2カ所だけになりました。

若い頃はユースホステルに泊まりながら全国41都府県旅をしました。

それは楽しかったですが飯縄スキー場閉鎖、そごうやダイエー、イトーヨーカドー閉店、映画館が4カ所統廃合と市街地が移り変わったことを思えばもっと地元を楽しみ遠出した分を手元にお金を残しておけば良かったと思いました。

シネマポイントに行ってイトーヨーカドーで食事をする…そんな休日をもっと過ごしてみたかったです。

長い間ありがとうございました。関係者の皆様の新しいステージでの活躍を願っています。  


Posted by プラネマン5 at 21:55Comments(0)5階映画館/シネマポイント

2021年01月11日

シネマポイント/旧イトーヨーカドー5階/20年6月7日で閉店

子供の頃から親しんだイトーヨーカドーが昨年6月7日で閉店になり寂しいです。数々の思い出をありがとうございました。

新年になりヨーカドー跡地に綿半の出店が決まりました。同じ頃イトーヨーカドー旧店舗の減築工事の様子が写真で張られイトーヨーカドーが遠くなり一抹の寂しさを感じます。

イトーヨーカドー5階飲食街に映画館のシネマポイントさんがありました。16席が5列のミニシアターでしたがイトーヨーカドー閉店に伴い20年の歴史に幕を閉じました。

僕が映画に興味を持つようになったのはサッカーの日韓ワールドカップが開催された2002年で以前はサッカーを玉蹴りと思っていましたが想像以上に面白く今まで先入観をもっていたことも積極的に関わっていきたいと思い先ずは映画に興味を持つようになりました。

以前は元巨人軍の桑田真澄さんがキャンプのオフに1人で映画館に行ったと聞いて暗いな…と思っていましたが大きいスクリーンで観る映画の楽しさを知り映画観賞が趣味になりました。

長野ロキシーさんが日本最古級と知り段々とロキシーさんオンリーの映画観賞になりましたがイトーヨーカドー閉店に際しシネマポイントさんに行ってみるとミニシアターの雰囲気が気に入り街中で頑張っている映画館としてもっと行けば良かったと思いました。

5月16日に山中静夫氏の尊厳死という映画をシネマポイントさんに観に行きました。医療現場の大変さや死に向き合う人を描いた素晴らしい作品で母親に話したら観に行き感激していました。

5月23日はスウェーデン映画叫びとささやきという映画をみました。ストーリーがその時は良く飲み込めませんでしたがショパンやバッハの曲を使い独特の世界がありました。その時は分からなかったですが後でググってみると人生は美しい!人生において幸せを感じる時があることを解説してくれた記事があり後から感激しました。

シネマポイントさんラスト興行は午後1時から休憩を入れて6時半までの長編のファニーとアレクサンデルでした。幸せに暮らしていた兄妹が父の死去、母の再婚、新しい父のDVと懸命に生きていくストーリーで見応えがありました。

僕が2002年に映画に興味を持つようになった時は長野市内にシネマポイントさん、旧東宝グランド、旧東宝中劇、旧長野東映がありましたが現在残ったのは千石劇場さんと長野ロキシーさんだけになり時代の流れを感じます。

シネマポイントさん20年間ありがとうございました。最後の写真はラスト興行時に贈られた花です。関係者の皆様の新しいステージでの活躍を願っています。